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母親への憎しみと復讐 [疑問]

新たな疑問が生まれた。

一度復讐の段階まで達してしまった相手を自分の人生から抹消することは可能か?

これは何度考えても自分では結論が出なかった。嫌われる勇気では復讐にまで及んだ場合当事者同士での解決は不可能だと書いてあったように思う。しかし、愛のタスクから逃げることは人生の嘘である。それは、かつて復讐をした相手にも言えることなのだろうか?

私の場合は母親だった。小学五年生の時に始めたリストカットは、愛してくれない母親への復讐が目的だった。私が手首を切れば母親は悲しむ。それを分かっていながら自傷行為を続けていた。中学二年生の時にそれが見つかった時、予想通り母親は酷く悲しんだ。その時すでに復讐は成功していたのだ。

勿論今は自傷行為などしていないが、憎しみだけは未だに残っている。ただそれもアドラー心理学に出会ってから、特に課題の分離を知ってから段々薄れていっているのを感じる。しかし母親の声を聞いたり姿を見たりすると、どうしても憎悪の感情が心の底から沸き上がってくるのだ。

18歳になったらすぐさま家を出て一切の連絡手段を絶ち、20歳で分籍するつもりでいた。そうすることで『母親』という存在を自分の人生から消そうと考えた。もしそれで共同体感覚を掘り起こせなくなるのなら、死んだことにしようとも考えた。

それはアドラー心理学の観点から見れば間違っていることなのだろうか?

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